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  塗料の種類と特徴  
 
 
 
塗装を上手に仕上げるには、塗装面に合った塗料を使うことが大切です
 
主な塗料の種類と特徴を理解して、ケースに応じて選びましょう
 
 
■水性塗料
水で薄めて使用します。取り扱いが簡単で、使用後の刷毛は水洗い
 
ができて便利。
 
また塗膜の強度も高く、さまざまな場所に使えます。
 
ただし水分が蒸発すると、残った合成樹脂が丈夫な塗膜になるため、
 
いったん固まると水に溶けなくなるので注意しましょう。
 
 
 
■油性塗料

耐久性があり、色彩も豊富で、つややかな質感に仕上がるので、
 
屋外に使用することの多い塗料です。
 
建物用・トタン用・さび止めペイントなどがありますが、
 
どれも乾燥するまでに時間がかかります。
 
薄める時や刷毛の後始末にはペイント薄め液などを使います。
 
 
 
■ニス

木部に塗る塗料で、古くから素材の保護やツヤ出しなどに
 
使われています。透明なものと色付きのものがあり、
 
それぞれに水性・油性・ウレタンなどの種類があります。
 
 
 
■ラッカー

塗膜が固い、乾燥が速い、仕上がりがベトつかないなどの特徴が
 
あります。乾きが速いので刷毛塗りは難しく、スプレー式が簡単。
 
特に金属の表面塗装に向いています。
 
 
 
■エナメル

美しい色とツヤが特徴で、塗膜はラッカーよりも肉厚。
 
水性と油性があり、鉄部用の上塗りなどに使われています。